2010-01-01から1年間の記事一覧
今年は、大切な1年になったと思う。 辛酸を嘗め、苦汁を飲む時間の方が多かった。 その分、いろんな大切な事も知れた。その中で素晴らしい縁にも、めぐり合えた。 私にとって、良い経験にしなくてはならない 2010年。それを問おう これからの1年。
吹く風に 高峰の雲も はれ行きて 涼しく照らす 十五夜(もちのよ)の月 - 冬の枯木に春が来て花さき 黒雲晴れて月てり輝く如く 次第に運開け幸い加わり 家業繁盛します しかし安心して油断すると 折角の幸が禍となります 用心しなさい。 - 確かに、そんな年だ…
写真集が完成し、運良く手渡す事も出来ました。 どう思われるだろうか…。実は「どう思って欲しい」という狙いなどは、殆ど無いまま制作しました。 いつもは、コンセプトを重視したものづくりを行っています。でも、この写真集に限っては、その場所にある「い…
いま、とてもお世話になった人の為に、1冊の写真集を作っている。 私はその人も、その人がいる場所も、そこに集う人々も好きだ。 でも、その人は、その場所をこれから去る。 だから、私に出来る、最良の贈り物を贈ろうと思った。 大切な人の為に、自分の最…
こころの病が増えているのは、厳しい就労環境もあるが、お年寄りを大切にしなくなったからかも知れない。 お年よりは、若い者より、たくさんの苦労を乗り越えている。経験も思考の量も、遥かに多く、「生きる」ことの熟練者だ。 そんな、熟練者から「生きる…
多くの人に支えられて、本日を持ちまして “すくう ひび” 写真展を終えました。みなさま、本当にありがとうございました。 「行け」と強く背中を押してもらっている気持ちを頂き、「自分の歩幅で」と見失わないよう進む気持ちを頂き、「時代性と個性のバラン…
そうだね。 何が良いのかは分からないから、自分で決めるんだ。 だから、お前も私も、立止まるし、突進むんだよ。 安心して立止まり、勇気を持って一歩を踏み出せばいい。
" これまでが、これからをつくる " これが、人生の醍醐味なのだろうと思う。
“人生”という言葉を、時間の単位として見る。 秒・分・時間・日・月・年・世紀 のような。 ただ、そこに定量的な長さの概念は無い。 計るためのものではないから。 これを時間の単位として見るのは、長い・短いに囚われないため。 でも、終わることが明確な…
人とつながって生きられるのは、とても幸せな生き方だと思う。 人とつながる為には、自分がちゃんとしていないといけない。人とつながって生きていたいから、自分を律することも出来る。 人のためなら、頑張れることもある。人はつながることで、新しい事を…
我 支えられて、この心 繕われん。 我 支えて、彼の人の心 繕わん。 繕う日々。 私は、そういう人生を生きていると思う。
今日は朝から、原美術館へ。 雀在銀 −アショカの森 展を見に。 原美術館は、もともとが綺麗な場所だけど、 今日は澄んだ朝日のせいか、美しさに心をさらわれた。 この季節の朝日は、現実を美しく見せる。 それを感じられる事は、とても幸せな事なのだと思う…
ピアノを頻繁に聴く訳ではないけれど、私は 辻井 伸行さんが好きだ。ピアノに、感動する。 ピアノが生むのは音楽。歌詞も無い。視覚情報も無い。音楽で人が感動するには、心で感じ取るしかない。だから、それは本当に凄い事だと思う。 生きていることは、本…
自分を動かす物の正体は、欲と恐怖だと思う。 欲は、お金、出世、名声、賞賛、ステイタス、枚挙に暇はない。 恐怖は、人をほぼ無思考にし、行動させる。もしくは、行動させない。 私を動かす欲の内容を、変えたい。恐怖と共にある為に腹を括れる自分でありた…
自分を持つ という言葉が最近は好きだ。 己自身の事を、だいたいは「自分」と呼ぶ。 でも 「自分を持つ」=「自分と呼ぶ」ことではない。 生きていても、自分を持っていない人は多いと思う。 何となく生きていたり、社会の暗黙知やルールを自分と履き違えて…
私はキリスト教の信徒という訳ではないげれど、八木重吉の詩を時々読む。 おまえのにくたいとおまえのことばを すべてうつくしいひとつのながれとなしなさい もしもひくいすがたのじぶんになっておるなら たえがたくともだまっていなさい みずからがひかるま…
星ヶ丘 秋のフェスタは、朝から盛況な賑わいでした。 緑がある。天気が良い。みんなで自彊術の体操をする。手作りの料理を沢山食べる。管楽の演奏がある。ジャンベのライブがある。手作り作品の展示販売がある。フリーマーケットがある。 集う人々があたたか…
12/3−12/13 にて 京都のgallery mainで写真展を開催する。 http://www.gallerymain.jpn.org/exhibition/017_oetakaaki.html その告知はがきを置かせてもらうために、京都を歩いた。 話してみると、意外と置いてくれるものだ。 KAPITAL や URBAN RESEARCHにも…
生きている間は、何でも出来るし、何でも試せる様に思える。 問題は、行動に移せるか、移せないか。 しかし、ずーっとは生きられない。 これを「生きている時間の有限性と、生きている事の無限性。」と勝手に名づけている。 時々思い出しては、心が軽くなる…
赤裸の人間が全身をあらわして、全力を尽くして、―これが人間だ、このようにして人は生きているのだ―、という叫び声を発するのを僕は聞く。 大江健三郎が武満徹の音楽への解説でそう述べている。 こういう生き方には、私自身、憧れるものがある。 人は生きて…
バカになって失うものがない生き方は、楽しいと思う。 時にはバカでいたい。
偶然にも、指先にクマがあらわれた。 やわらかい日々だ。
sewing table ・ sewing galleryで考え事をする。 内にあった感じる事を外に出せる、自分を清算できる場所。 だから、ここに行くときは 考え事+感じ事 が出来る。 logic と emotion が良いバランスになり、心地よく思索出来る。 私にとっての、心のより所で…
やはり、生きることに意味はないと思う。 これは、生きても無駄という事ではない。生きること、そのこと自体には意味が無いのだろうと思う。 でも、自分と周りにある物事の間には、意味が存在すると思う。 それは、勝手に私が意味づけをしているもの。 でも…
現在を生きる我々に、必要な知識、知恵、心構えがあると思う。 それらの基本は、先人の本を読んだり、話を聞いてすぐに得られる。難しいのは、それを発展させて現在に見合うものにすることと、行動に移すこと。 過去も、未来も生きていはいない。現在を生き…
死ぬ という言葉には 何だか不安や恐怖がある。 でも、それは生きることを終えること と思うと不安や恐怖は薄らぐような気分になる。 いつの間にか始まっていて、必ず終わりはやってくる。 生きることを終える日がくる。 それまでのプロセスを、自分なりに過…
大阪に京橋という駅がある。 大阪ビジネスパークがあるビジネス街であり、駅裏は風俗店が立ち並ぶ歓楽街。 出勤の際に、私はその駅で乗り換える。 そこに、せんとくんがいた。 ほとんどの人が、彼を気に止めない。 皆、急いでいる。疲れている。恐れている。…
そよぎて こころは おどり ひび 何かを 知る そうして、私達は自分の歩幅で人生を歩む。 新たな景色、うつくしいもの、儚いいのち。 日々、少しずつ知っていく。 しかし、多くを知れども、 生きる意味は、きっと見つからないと思う。 ならばせめて、静かに時…